OBOG並びに、同志社大学体育会ラクロス部関係者の皆様、日頃より温かいご支援、ご声援をいただき誠に有難うございます。この場をお借りして御礼申し上げます。
4回生DFの岩崎泰士と申します。
引退まで早いもので、もう約1ヶ月しかありません。みんなより組織にいた時間は短いですが、ラクロスをしたこの期間は本当にあっという間でした。引退してからも、同志社大学ラクロス部であったことを誇りに思い続けます。
さて、引退ブログということで何を書こうかすごく悩みましたが、文章を書くことが苦手な上熱い思いとか伝えるのも得意な方ではないので、ラクロス生活の思い出を振り返ろうと思います。
高校までやってきたラグビーに区切りをつけ、新しいスポーツに挑戦しようとラクロス部に入部しました。しかし、1回生当時、同期のプレイヤーだけで40人ほどいて、身体能力がそこまで高いわけでもない自分にとって、ライバルがこんなにもいたらレギュラーになるのは厳しいか、、と感じていました。当時は、とりあえず点を取るのがかっこいいと思い、ポジションはMFをやっていました。なんとか試合に出たいと思っていましたが、パスは下手、ショットも遅いとオフェンスのセンスのかけらもなく、不甲斐なさを痛感する日々、、。案の定、サマーまでの練習試合、公式戦を含め、癒しであることがあたりまえでした。
そんな中MFをやっていて1番嬉しいことがあります。それは、ウェルでの練習の時のことです。私が練習、試合を含め唯一取った1点を、自分でもコーチでもなく、同じチームでMFの癒しであったなおとがめちゃめちゃ喜びちらしてくれたことです。たかが練習なのに、試合で勝ったかのように叫んでました。練習でもずっとペアでセット組んできた癒しコンビであったからこそ、点を取ったことより、なおとが誰よりも喜んでくれたことが最高に嬉しかったです。
癒しのままサマーを終え、4年間ずっと試合に出られないままでいいのか、と思い得点能力が全くなかったため、DFへの転向に挑戦しました。ブラザーであったとしさんに相談したところ、DFの方が向いてるんじゃね?と言われ、その言葉を信じて決意しました。
DFになってから試合に出れるようになり、2回生ではAの練習に参加させていただく機会をもらい、3回生の同立戦では出場することができました。しかし、自分自身1度も自分がラクロスが上手いと思ったことはありません。むしろ下手であると思っています。2回生当時も自分よりも他の2回生をAにあげた方がいいとずっと思っていました。今思えば、試合に出たいと強く思っていたのにめちゃめちゃ矛盾してるし、同期のDFにもすごく失礼なことであったと思うのと同時に自分自身の弱みであると思います。
しかし、試合など土壇場の場面で力になるのは自分が上手いと自分を信じることよりも、自分がこれまでやってきたことを信じることの方が、必ず精神的にも身体的にも力になります。何事にも自分の力に慢心することなく、直向きに取り組んできた過程を大切にして、そのおかげで今、この土俵に立てているという思いを大切にしてほしいというのを伝えたいです。
引退まで残り約1ヶ月、私は今Bチームにいます。1年3ヶ月の休部を経て、またこの組織に選手として迎え入れてくれたことを本当にありがたく、嬉しく思っています。残り試合も3試合。4回生だけど、1番下手な選手。まだまだ諦めません。Bチーム、Aチームのみんなを追いかける存在として最後まであがきます。入れ替え戦にベンチ入りして、勝ち、フィールドでみんなでグローブを投げて抱きつき合う場にいることが今の私の夢です。
最後になりましたが、支えてくれた方への感謝をのれてこのブログを締めようと思います。
肥田監督、ふくたけさん
フィールド内のことから、組織運営のことまで、不祥事を起こしてしまった私たちを見捨てず、向き合っていただき本当にありがとうございました。まだまだ未熟な私たちに、ゴールではなく成長するためのプロセスを教えていただき、本当にお世話になりました。
後輩
復帰してからは同期よりも後輩たちとプレーすることがほとんどでしたが、顔も名前も知らない4回生を受け入れてくれてありがとう!一緒にプレーした時間はほんの数ヶ月だけど、みんなと一緒に勝利を目指した数ヶ月はほんとに濃いものでした。来年は人数が少なくて、大変なこともあると思うけど、来年の試合で、みんながさらに上手くなってるのを楽しみにしてます!
スタッフ
どこか痛いとこがあったらすぐ氷を持ってきて、テーピングを巻いてくれてほんとにスタッフに支えられているなとつくづく実感します。スタッフがいるからこその選手だと思います。スタッフがいなければ選手は伸び伸びプレーできないと思います。たくさん迷惑かけることが多かったと思いますが、これからも、チーム、選手をを縁の下で支えってもらえると嬉しいです!
同期
1年も休部していたにもかかわらず、快く向かい入れてくれてほんとありがとう!1年ぶりに会ったみんなはまじで見違えるくらい逞しくなってて、びっくりしました。
国際勢のノリは最初、これが関西か、、と味わされました。今でもそのノリについてくことはできないけど、おれはそれを横目で傍観して笑ってるのが好き。
コロナ禍で制限されることが多いけど、みんなで飯行ったり、旅行したりしたいな。引退までのタイムリミットが迫ってるけど、悔いのないように全力で楽しみながらラクロスしましょう!!
田辺民
同期の中でも特に仲良くさせてもらいました。常一緒にいたから離れたらめちゃ寂しいんだろな、、残りの時間も忘れられないくらい楽しもな!
両親
初めて親元を離れて、親の偉大さに初めて気づきました。帰ったらご飯が用意されてる、お風呂が沸いている、洗濯物を干してもらえる、実家にいる時は当たり前であったことが、1人暮らしが始まり、当たり前じゃなくなりました。18年間もこんなに面倒くさいことをしてくれていたことは感謝してもしきれません。大学へも何不自由なく行かせてくれて本当にありがとうございます!
拙い文章ではありましたが読んでいただいた方、ありがとうございます。
残りの試合も絶対勝って1部に昇格しましょう!
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