OBOG並びに保護者、その他関係者の皆様、平素より同志社大学男子ラクロス部に温かいご支援ご声援誠にありがとうございます。
4回生DF背番号66番の大河内皓生です。
この4年間は長いようで短く、引退まで1ヶ月程しかないという事実をまだ受け入れられていません。
初めに私がラクロス部に入部した経緯を書きたいと思います。
私は入学して最初の1ヶ月はフットサルサークルに入っており、週4で授業に出て、週2でフットサルをして、週3でバイトをするといった典型的な大学生でした。
初めのうちはその生活に満足していましたが、段々とその生活に違和感を感じ始めました。
そんな違和感を持ちながら1ヶ月が経過したある日のフットサル帰りの電車の中、大袈裟かもしれませんが、このままこの生活を続けていけば、自分が徐々に死んでいってしまうのではないかという不安で心が揺れていました。
そんな時に同じ学部で元国際サッカー部のはるかと小学生からの付き合いのゆうすけがラクロス部の体験会に行くと言っていたので、ただこの生活から抜け出したいと思いで2人について行きました。
体験会に行った後に、入部するかどうかという大きな選択を迫られた時に、入部せずにふらふらとした大学生活を送るか、入部しんどい事もある中で、一つのことに専念してやり切るかを比べた時、迷わず後者を選択しました。
今思い返すと、この時に入部するという選択をして本当に良かったと思います。
ラクロス部でない自分を想像すると悲惨なことになっていたと思います。
長々と書いてしまいましたが、ここから本題に入りたいと思います。このブログでは「選択」について書きたいと思います。
今の自分はさまざまな選択の上で存在していると実感しています。人は1日に3万5千回以上選択をしていると言われており、人生は選択の連続です。
私自身これまで多くの選択をしてきました。大きなもので言えば小学生からサッカーを始めたこと、中学生で部活ではなくクラブチームを続けたこと、公立高校ではなく同志社国際高校に入学したこと、さらには大学でラクロス部に入部したこと、不祥事が起きても部に残ったことetc.
他にも様々な選択の上に今の自分が立っています。
ふとした瞬間に違う選択をしていたら自分はどうなっていただろうと考えることもあります。
この、人の「人生」であったり、「今」を形成する「選択」が夏からゆうすけとDFリーダーを交代したことによって自分だけの問題ではなく、チームに大きな影響を及ぼすようになりました。
誰をAに上げるか、逆にBに落とすのか。誰を試合に連れて行くのか。試合の出方をどうするのか。この一つ一つの自分の選択が他の選手のモチベーションやチームの勝利に大きく影響します。
ゆうすけからリーダーを代わって欲しいと言われた時はあまり深く考えていませんでしたが、実際にやってみると、とても悩むことが増えました。
リーダーでさえこれなので主将の永江が自分の部屋の天井を見つめて、気付いたら2時間経っていたという話も理解できます。
これまでこのような選択を何度もしてきましたが、1ヶ月後には1番大きな選択をしないといけません。その選択とは入れ替え戦に誰を連れていくか、誰を出すのかという選択です。
この選択がチームの悲願である一部昇格に大きな影響を及ぼすことはもちろんのこと、特に4回生にとってはラクロス人生をどう締めくくるかが決まります。スタンドで応援して終えるのか、試合に出てチームに貢献するのかでは天と地の差があるでしょう。
昨日のブログを書いてくれたたいしは一度部を離れる選択をし、他の選手に比べて大きなブランクがある中でまたラクロス部に戻って来てくれるという選択をしてくれました。
戻ってくる時に、たいし自身はAチームに入って試合に出ることを目標にすると言っていましたが、正直にいうと私はたいしが部を離れた期間が長すぎて、フィジカル面で難しいと思っていました。
その予想とは裏腹に、今のたいしの状態をみると忖度抜きにAチームに食い込める位置まで来ているように感じています。
たいしがこの目標のためにどれだけ努力して来たかは容易に想像できます。
入れ替え戦まで残り1ヶ月程ですが、リーダーとしての責任を持って、1番チームのためになる選択をしたいと思います。
たいしも、他のDF陣も最後に悔いの残らないように残りの期間頑張ろう。
後輩達に伝えたいことは悔いのない選択をして欲しいということです。これからラクロスでもそれ以外でも大きな選択を迫られることが幾度とあると思います。ラクロスでは幹部やコーチ決め、それ以外では就活などが想像しやすいでしょう。このような選択を迫られた時にその時の感情や何となくで決めるのではなく、その選択が今後、自分自身や周りにどう影響を及ぼすのか考えて欲しいです。
最初の方にも書きましたが、人生は選択の連続です。あの時、こっちの選択をしていたらよかったと後悔しないためにもその時を全力を尽くすことはもちろん、その先を見据えた選択をしてください。
あまりまとまりのない文章になってしまいましたが、お読みいただきありがとうございます。
これでブログを終わろうと思います。
残り1ヶ月、部員全員、悔いのない選択をしましょう。
Comments