OBOG並びに保護者、その他関係者の皆様、平素より同志社大学男子ラクロス部に温かいご支援ご声援誠にありがとうございます。
4回FO、37番の吉村昇です。
このブログでは、簡単に4年間を振り返り、自分の経験から伝えられること、入れ替え戦に向けて綴る場とさせていただきたいと思います。
同期以外で知っている人は少ないでしょう。実は入学して初めに入った部活はアメフト部でした。ラグビーと若干似ているスポーツということもあって挑戦してみたいと思った矢先に祖父が亡くなりました。家柄の事情もあってしばらく部活ができない状況になり退部、状況が落ち着いた後も戻ることもなく、選んだのがラクロス部でした。正解のない大学生活で、悔いなき選択ができたと思ってます。
ケガや不祥事など出来事が多すぎたのか正直1、2回の記憶はあまりありません。
1回生の紅白戦でケガ。来年から会社の同期になるもりしんに後ろからプッシュをもらい足を骨折しました。以降、全試合ウォッチとかしてたと思います。
2回生では、足首のケガとふくらはぎの肉離れ。
この時点で、病院の先生から先天性による特殊な足の形?骨の形状?をしていることからケガをしやすいことを伝えられました。
ブラザーだったきょうすけさんには毎回話聞いてもらったり、1回の時に当時ATリーダーをされていたヤノケイさんとお話をさせていただいて踏ん張れました。そして、一緒にリハビリをかじったしょうまさんの存在もあって、今の自分がいます。
本当にありがとうございました。
3回生では宮下さんに誘われて、せいがも当時FOが欲しいと言ってたこと、そして今後もフィールドプレイをしててもケガをしてしまうことを考えた上でMFからFOへの転向を決めました。
毎日メモを取ったり動画を撮ったりと過ごしながら、何よりFOを始めて数ヶ月でも自分より経験歴の長い選手に勝てた時の嬉しさが当時は大きかったです。
また、グッズ班班長も担うことになり、練習外ではずっとLINEで関わる企業様や班、幹部等と連絡を取ったりする期間もあり、忙しいながらも一番充実して刺激の多いシーズンだったかもしれません。
ぽてさん、かいじさん、たくさんの経験をさせていただいてありがとうございました。
宮下さん、誘っていただいてありがとうございました。
せいが、迎え入れてくれてありがとう。
よく言えば、中々経験のできないことをした自分から大変おこがましいですが後輩に伝えられることは2つあります。
①ラクロスは「可能性が無限大にある」
②ケガを楽しむこと
①
例えばサッカーやラグビーなどのスポーツで、大学の途中で大きなポジション変更は中々難しいし考えられないかもしれません。ただ、ラクロスでは先輩含めその事例が決して少なくはないこと。
おぐりさんMF→G
(自分はおぐさんの姿もあって転向を決めました)
グッズ班で仕事をしてくれない織田 G→AT
そして自分もMF→FO
一度はスタッフへの転向もよぎったことがありました。
幸い長期のケガをする後輩がいないため、役に立たないかもしれませんがケガで苦しい時やチームの状況などを考えて行動を起こすことも1つであることを頭の隅にでも置いてみてください。
でも何よりなおとやあすかなど長期・複数回怪我も経験した中でずっと同じポジションで活躍している選手もいます。自分はそれができなかったので本当にリスペクトしてます。
②
下回生がリハビリをしている姿をみて自分は「リハビリ楽しいなあ」って言ってます。冗談半分で言いながらもその気持ちを重んじてるからです。
自分がリハビリをしていた時、何かあれば楽しいと嘘でも言ってました。みんながラクロスをしている側で自分は腹筋やら腕立てやらしている中で、楽しいと思いながら「自分はこれでフィジカル強くなれるかもせん」と思うようにしてました。なんなら「腹筋割ってモテたい」みたいなしょーもない理由でもいいかもしれません。とにかく強くなれる、楽しめるという気持ちを持ってください。「リハビリ楽しいなあ」という言葉に対して、「おもんないですよ」って返してくれる後輩もいる中、みずきは「楽しいですよ」って返してくれた辺りが強者感あって好きでした。そういう人が増えて欲しいです。
最後になりますが、
たいがに「いつも何かに拘ってる」とブログで言われ、その翌練習日でも突っ込まれましたが自分ではあまりその自覚がなかったです。
あえていうなら、
1回生はケガにこだわり、
2回生はケガとGoose Stepにこだわり、
3回生はFOの手元にこだわり、
4回生は転ぼうが、タックルしようが、シーズン中盤から試合でボコられようが、後輩に手元で負け始めようが、せいがに「しょうってキャラ損してるよなあ」って言われようが、たいせいに「今ならお前に勝てるわ」となめられようが、最低目標である「図太いメンタル」でどんな形でも1個でも多くのポゼッション、オフェンス時間を取ることにこだわっているのかもしれません。
今年のシーズンが始まってからというもの、
KG戦で審判に握り方を指摘されて、思うようなフォームが見つからず、見つかったと思ったらコロナにかかりコロナ前と同じフォームでも感覚が戻らず大教と甲南に手元ではボコボコにされ、公立でも見返したくないミスを犯しました。
チームとして勝てたという嬉しさ反面、貢献できずにいる不甲斐なさ、自分の存在意義を問い続けずっと悔しい気持ちが残ってます。このまま入れ替え戦でも満足なフェイスができずに終わるとずっと引きずって悔やむに違いありません。
神学戦のあとに永江が言った「終わりよければ全てよし」
片手で収まるフェイスの回数1回1回を大事にしたいです。手元で勝つ。負けてしまっても、転ぼうが、どんなに惨めに見えようが、オフェンスに繋げます。
後悔しないために。1年8ヶ月くらいのフェイスオファーとしての締めくくりを良いものにするために最後のチャンスを掴み取ります。
そしてまず体験することのできない3部から1部への昇格をみんなで祝いたい。
以上でブログを終了させていただきます。
最後まで拙い文章を読んでいただき、ありがとうございました。
ブログのバトンタッチを書いてる人が今年いないので、あえて書かせていただきます。
次はよねのブログになります。フレキャンから優しくしてくれて、関東遠征ではAB両方帯同してちょっとさすがに眠かった日に夜な夜な部屋に入り込んできて自分が面談やイベントに参加して得た会社の情報(彼の後の内定先になったのは嬉しいことですが)を全パクリにきたり、でもたまにしょーもない相談にも乗ってくれてるユーモア溢れるボーイです。
乞うご期待!
#37 吉村昇
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