top of page

キムシュンソク「心温まる、心を一つにできる人間関係を構築する事がとんでもない所へいくただ一つの道」

今年度よりOFコーチを務めています、金俊碩(キムシュンソク)です。

毎試合応援に来てくださるOB. OG、並びに保護者の皆様、その他関係者の皆様、そして現地には来れなくてもyoutube等で応援してくださる方々、

僕は今、「一体感」をとても感じています。この「一体感」の先にどんな未来があるのか、想像するだけでワクワクと興奮が止まりません。

皆様の心の底からの声援が選手に大きな勇気と活気、自信を与え、彼らは9年ぶりの関西ファイナルに出場する事が決まりました。

「関西制覇」

何度口にしてきただろうか。

あと一歩、本当にあと一歩の所まで来ました。

皆様の長年の夢を叶える瞬間を一緒に分かち合いましょう

後一つ伝えさせてください。

今年同志社は「観客の心を動かす」という目的から”応援”にもかなり力を入れています。

もしよろしければ、OB. OG、保護者の皆様、その他関係者の皆様、一緒に声を出して応援していただけたらと思います。

「同志社の応援は僕の中で日本一です」

辛い時、勝利を最後まで信じ続け心から声を発している姿勢に何度助けられただろうか。皆の想いを背負ってきっと選手達はやってくれると思います。

最後まで頼むよ!!

「心温まる、心を一つにできる人間関係を構築する事がとんでもない所へいくただ一つの道」

確信している

それでは心の底を訴えかけるブログを書いていきましょうか。

- コーチを始めた背景

- 同志社大学

- コーチを始めた背景

関学だけが強くても関西ラクロスが学生日本一を取る未来はないと思ったから。

学生時代、全学決勝で慶応に3-9で大敗した所から全ての物語は始まりました

スポーツというものは残酷で勝と負がある。

勝てばいい景色を見ることができ負ければ見ることができないのか。

いや、そんな事はない。

それは「勝つ為だけにラクロスをしているから負けた時に個人にも組織にも何も残らない」

そんなラクロス界にしたくないと始めたコーチ生活。

そこで自分がラクロスに対して前のめりになっていた瞬間を言語化し、抽出した要素が以下だ。

・ラクロスを通じて他大学に新しい仲間ができ、自分の視座を上げてくれる瞬間

いわゆる「ラクロスメイクフレンド」というものだった

関西は他の大学との交流もなく、大学同士で戦術を教えたり、合同練習もない。

その根本には「スカウティングされるから」と小心者の考えが根付いている。

こんなことで学生日本一を取れるのか??

関西の大学みんなでうまくなろうぜ!!という考えを浸透させたかった。

駒沢に進んだ大学をみんなで心から応援できる関係性になるために。

そこで、阪大で関西ラクロス全体を巻き込もうとし「いつでも・誰でも」をモットーに武者を開催した

効果は絶大だった、

リーグ戦で戦った次の日に武者に来てくれたり、そこで「線と線が繋がる感覚」があり、今活動している「UNITED」につながっている。

こうして、少しずつ関西にも「他大学との交流で仲間が増え、ラクロスを通じて幸せを創造する」考えが浸透しつつある。

背景も長くなった、ここから同志社についての章に行こうか。

- 同志社大学

堀岡ひろあきという一人の男との偶然でもあり、必然的な出会いが最初だった。僕が務めている会社の説明会に来てくれてアイスブレイクの時に同志社の今の状況について話してくれた。

そこから話が進み、同志社のコーチに就任し初の練習に行くわけだが、、、聞いていたチームとは全く違った。

・挨拶はしない

・防具を並べない

・人がミスした所に笑う

・マネージャーへの態度の悪さ

・「今」目の前の練習に夢中にならない

・集合時間になって遅刻していても平気で歩く

目につく所が多すぎて、先行きが不安になったと同時に、この組織を大きく変えられた時ってめちゃくちゃ強くなるんだろうなと思った

「チーム作りに近道はない。どれだけ遠回りしてでも一人一人の対話からしか熱意や創意は生まれない」

ここの重要性に気づいているが、やれない。

重要性に気づいていない。

など多くあると思いますが、対人関係を作るのに近道はないです。

それが100人規模になっても一緒。

一人一人との面談から始まり

・ラクロスを通じてどう在りたいのか

・なんの為にラクロスしているのか

・今何に困っているのか

こういう意思決定の背景を振り返ると、人の思考性や発言の背景、性格が読み取れて、この人にはこういうコミュニケーションがいいのでは??という仮説が生まれた。

例えば)

みずきは根本的に「負けず嫌い」である為

→出る杭は叩くコミュニケーション

しょうごはすごくネガティブなので、

→いい所をとことん褒めるコミュニケーション

※褒めすぎも⚠️

10人居たら、10通りのコミュニケーションがあります。

徹底的に個人をFOCUSし、関係性を豊かにし、夢を語る

そうしていくうちに見えてきた組織としての大切な価値観が

「夢を与える」という事だった

2部から上がってきた同志社だからこそ

昨年出ていないメンバーがほとんどのチームだからこそ

自分たちにしかないVALUEの発見だった

難しい事は一切言った事はない

「常に謙虚で素直な心で」

「狂うくらいの熱量で”今”に夢中に」

「感謝の気持ちを持ち続ける」

この3つくらいだ

でもこの3つの水準を上げた時、それはとんでもない力を発揮するんだろう

しかし、今では大きく変わりました。

・挨拶を褒められる集団に

・他人のいい所を褒める集団に

・マネージャーにありがとうと言える集団に

・試合に出ているメンバーを心から応援できる集団に

ここまで変貌するとは思いませんでした

みんな、めちゃくちゃいい集団になりましたね。

「同志社ラクロスを通じて、多くの人の心を動かす」

「2部から這い上がった僕たちが勝つことで多くの大学に夢や希望をあたえよう!!」

誰よりも仲間を大事にしてきた君たちなら絶対大丈夫です。

誰よりも可能性を僕は信じています。

OB、OG、保護者や関係者の皆全員信じています。

最後に

素敵なチームに誘ってくれて、そして受け入れてくれて本当にありがとう

君達がどんな時も「今年楽しいっす」「ラクロス面白いっす」と言ってくれることが僕は本当に嬉しいです。

メンバーに入れなくて本当は悔しい思いをしているベンチ外のメンバーが本気で応援し続けてくれている姿勢や行動に僕は今年の強さを感じています。

でも忘れてはいけないのは、この最高の舞台でラクロスができるのは一握りのチームしかないということ。またフィールドに立てない人達の努力と協力で成り立っているということ。

その誇りと責任と感謝を忘れず、誰よりも、どの大学よりもラクロスを楽しんでるチームでいよう!

雄太!良いキャプテンになったな。

OFコーチ   キム シュンソク

閲覧数:2,144回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page